2009年10月01日

ABCの活用による正しいコスト削減


ABC(Activity-Based Costing : 活動基準原価計算)
とは、原価計算手法の一つであり、

その名が示している通り、
企業で行われているさまざまな活動を基準として
原価の集計を行う計算手法
のことをいいます。


ABCの大きな特徴の一つは、
従来の原価管理手法では、
詳細に把握することができなかった間接費を
より正確に把握できる点
にあります。


ABCでは、設計、材料出庫、段取り、製造、検査などの
企業におけるさまざまな業務上の活動に対して間接費を配賦
します。


そして、個々の製品に対して
アクティビティ別に分類した間接費を配賦
します。


その際の間接費の配賦基準は、設計回数、出庫回数、
各アクティビティごとの作業時間など、
それぞれのアクティビティを反映する多様な基準を用います。

これによって従来の原価計算手法とは比較にならないほど
正確に間接費を把握できます。


なお、ABCの基本的な考え方においては、
直接費は従来の原価計算と同様に
製品に直接配賦することになります。


ABCが注目を集めた当初は、
製造部門の原価計算の手法としてのみ用いられていましたが、
アクティビティという業務活動の区分を費用集計の対象として
用いていることなどから、

製造業以外でも効果的に活用できる手法であることが、
広く認知されるようになってきました。


このため、最近ではABC
金融機関、病院、地方公共団体などあらゆる業種において
導入される例がみられます。


中小企業が、正しいコスト削減に取り組むためには、
「利益を生まない活動に配分されているコスト」を見逃さず、
適切にコスト削減のための取り組みを進めることが重要になります。


また、その一方で、利益を生み出す活動に配分されている
コストについては誤ってコスト削減の対象とすることなく、
必要に応じて経営資源を投入する
ことが求められます。


すなわち、正しいコスト削減に取り組むためには、
コストの発生要因を可能な限り正確に把握するとともに、
その活動が利益を生み出すものであるか否かを
正確に見極めることが重要
になってきます。


このためには、経営者はできるだけ詳細でかつ正確な
コストに関する情報を持つ必要があります



ABCは、経営者に従来の原価計算では把握することが
困難な間接費を明らかにするなど、
コストに関してより正確でより詳細な情報をもたらしてくれる
原価計算手法であり、

正しいコスト削減への取り組みに欠かせない原価計算手法
といえるのです。



なお、ABCの活用による正しいコスト削減ノウハウ
具体的な手法、成功事例などは

以下を参考にしてください!!


  >> 利益に直結する正しい経費削減・コスト削減ノウハウ




posted by コスト at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ABC活用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


saigo.gif







×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。